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◆問題文(要約)

 Pは、午前8時00分に家(N)を出発し、駅Aまで上り坂を上り、Aから電車に乗り、午前8時28分に駅Bで電車に乗り換え、駅Cまで電車に乗り、Cから下り坂を下り、午前9時00分に会社(M)に到着した。Pは、午後6時00分に退社し、出勤時とは逆と経路で家に向かい、午後6時42分にBで電車に乗り換えた。

 家からAまでの道のり、AB間、BC間、Cから会社までの道のりの合計が17kmである。Pの上り坂を上る速さは3km毎時であり、下る速さは5km毎時である。また、電車の平均時速は30kmである。Pが家に帰る時刻として妥当なものはどれか。ただし電車の待ち時間および乗り換え時間は考えない。

  1. 午後7時01分
  2. 午後7時02分
  3. 午後7時03分
  4. 午後7時04分
  5. 午後7時05分

◆感想

Pが家を出て徒歩と電車で会社に行き、帰るまでのストーリー。図中の各点間のキョリを順にa,b,c,dとして未知数を4つ設定すると、①~④までの等式が得られるので各値が求まる。a=27/36,b=234/36まで算出されるが、求めるのは復路における駅B-家間の移動時間なので、(b/30+a/5)が立式される。計算において、199=2・9・11と分解表記しておくと22/60(時間)=22(分)がかんたんに解るのでよい。未知数が4つ出てきますが①~④の条件式を立式すればあとは計算です。求めるものが(b/30+a/5)であることを念頭に置いておくと解きやすいかな。